2018年10月、アメリカ・ニューヨークで初めてアルコールフリーのバー「リスンバー(Listen Bar)」がオープンした。
人々は美味しいアルコールフリーのカクテルと、雰囲気を盛り上げる音楽に心躍らせ、そこから会話や交流が次々と生まれていく……。そんな新たなシーンが誕生した。
初日は長いウェイティングリストができるほどの超満員を記録、会場は肩が触れ合うほどの大盛況となった。
「ニューヨーク・タイムズ」「フォーブズ」のほか、朝の人気情報番組「トゥデイ」や「グッド・モーニング・アメリカ」など、大手メディアで次々に取り上げられた。
それ以降、リスンバーはニューヨークを中心に、各地でポップアップ形式で開かれ、記憶に残るソバー(お酒を飲まない)なパーティーとして愛されている。
リスンバーを創業したのは、ルーマニア出身のローレライ・バンドロフスキーさんだ。
かつては日常的にお酒を飲んでいた彼女は、なぜアルコールフリー業界のパイオニアとして活躍するようになったのか。
なぜ当時、アルコールフリーのバーという前代未聞のアイデアが、多くの人に受け入れられ、人気を博すようになったのか。実際、お酒を飲まない人が集まるバーで、どんな熱狂が生まれているのか。
そして、飲む・飲まないに関わらず、人々は何を求めてリスンバーを訪れているのか──。
日本のメディア初の単独インタビューで、ローレライさんに話を聞いた。
(取材・文:黒部エリ 写真:和 美希 編集協力:笹川ねこ 編集:水嶋なつこ)
「アルコールフリーのドリンク、美味しくないと人は集まらない」
ニューヨークのカウンターカルチャームーブメント発祥の地とも言われ、人気のカフェやバーが立ち並ぶ「グリニッジビレッジ」。その一角で、雨模様の夕方にすでに賑わい始めるバー「Donna(ドンナ)」に、ローレライさんが現れた。
「ハーイ」という挨拶を交わすだけでも、その声と笑顔からエネルギーが伝わってくる。
英語の「sober(ソバー)」には「酔っていない」「しらふ」という意味の他に、「控えめ・真面目」といった意味があるが、彼女はむしろ真逆の印象だ。
早速バーカウンターで棚を見て、「あぁ、リチュアルがあるのね」と、目ざとくゼロプルーフ(アルコール度数ゼロの呼称)のボトルに目を止める彼女。
そして頼んだドリンクを一口飲んで、「すごく美味しい」と、にっこり笑った。
「アルコールフリーのドリンクは美味しくないと。美味しいものでないと人は集まらない。ここはよくできているわね」。初めて訪れたバーをすっかり気に入ったようだ。
「今日は飲みたくない気分」の人も集うアルコールフリーのバー
甘いジュースではなく、大人の嗜好に合った深みのある複雑な味わい。ここ数年、ニューヨークでは、素材とレシピにこだわり、ミクソロジー(※)を駆使したアルコールフリーのドリンクを提供する店が増えている。
(※)ミクソロジー(mixology)は、フレッシュなフルーツやハーブ、スパイスなどを組み合わせてカクテルを作る方法。「mix(混ぜる)」 と「ology(科学、学問)」を合わせた造語。
その先駆け的存在であるリスンバーは、名だたるホテルやクラブ、ファッションショーなど、さまざまな会場とコラボしながら、これまで50回以上に渡ってポップアップで開催されてきた。
リスンバーを立ち上げた2018年頃は、アルコールフリーのバーというと「断酒している人のための場所」と誤解されがちだった。しかしリスンバーは、普段からお酒を飲まない人だけでなく、「今日は飲まないと決めた人」「今は飲みたくない気分の人」など色々な人が気軽に訪れることができる場所だ。
ニューヨークのナイトライフにおいて、お酒を飲みたくない時でも素晴らしい体験ができる場所。それは一体どんな空間なんだろう……?
そんな、全く新しい場所と空間をこの目で見てみたいという好奇心が、彼女が起業する原動力になった。
「文化的にも社会的にも、昔から『ソバー』という行為は、断酒したい人だけのものだと思われていました。でも、多くの人は『お酒を絶ちたいわけじゃない』『断酒はいき過ぎていて自分には関係ない』という感覚があって、なかなか積極的に探求できていませんでした」
「そこに、『ソバーキュリアス』(お酒を飲まないことに興味を持つ)のムーブメントが台頭してきたんです。断酒か飲酒か、というラベルやライフスタイルにこだわる必要もない、という考え方が広まっていきました。たとえ普段お酒を飲んでいたとしても、たまに飲まない選択をすること自体に価値がある。私はそう思っています」
広告業界出身、「ソバーキュリアス」飲まない実験で気づいたこと
広告業界で働いていた彼女にとって、お酒を飲むことは日常だった。ご飯を食べる時にお酒を頼み、食後は別の店に飲みに行く。映画を観に行っても音楽イベントに行っても、どこにでもお酒が存在し、疑うことなくごく自然に飲んでいた。
そんなある日、友人から「1カ月間、お酒を飲まないチャレンジをしよう」と持ちかけられた。
普段からダイエットなどで食事制限することが嫌いな彼女は渋々の参戦だったが、いざやってみると、自分でも驚くほどのめり込んでいったという。
「1カ月間、お酒を飲むのを休んでみて、初めて『飲むことはオプションなんだ』と気づきました。そして、お酒を飲んでいる自分よりも、飲まない自分の方が好きだと感じたんです」
「私たちは、クラブに行くにも何をするにも、楽しむためにはお酒が必要だと刷り込まれています。その価値観が根強く社会に浸透しているからこそ、『そうではない』ことを証明するのはとても楽しくてやりがいがあります」
「でも、お酒を飲まなくてもダンスフロアで踊る最初のひとりになれるし、立ち上がって歌い始めることもできる。そこから得られる高揚感は、正直なところお酒を飲んで酔っ払っているときよりもずっと気持ちがいいんです」
2018年のリスンバーの創業当時は、まだお酒を飲んでいた。
「お酒を飲まなくなったから、アルコールフリーのバーを立ち上げた」と誤解されることも多かったが、もともと断酒するつもりは全くなかったという。
「たとえば、翌朝に運動する予定があったら、その前の晩は飲みたくないですよね。そうすると、生活する中で、飲まない選択をする機会がどんどん増えていきます」
「私は、人々のお酒の量を減らすことにはあまり関心がないんです。大事にしているのは、(社会に)お酒を飲まない時間と空間を増やすこと。その体験にもっと簡単にアクセスできるようになれば、より多くの人がその選択肢に気づいて選べるようになります」
ソバーな時間と空間を増やしていったローレライさんは、約2年前からお酒を全く飲まなくなったという。
「反アルコール」ではない。誰でも歓迎する素晴らしいバーとは何か
「お酒を飲まない」人は真面目で、おもしろくなくて、開放的になれないタイプ──。世の中の多くの人がそう思い込んでいる。
だからこそ、リスンバーでは、お酒がなくても楽しいパーティーができることを証明すべく、「最高の時間と体験を提供する」ことに重きを置いている。
美味しさを追求したクオリティの高いドリンク、クリエイティブで刺激的なシーン、人との会話が生まれやすい空間設計を通じて、ソバーな体験の質を高めることができれば、ソバーキュリアスを実践する人はきっと増えていくはず。
それがローレライさんが最初に描いたビジョンだ。
彼女が広告業界で培った知識と経験のすべてを注ぎ込んだリスンバーは、これまで満たされていなかった人々の潜在的なニーズにフィットし、次第に多くの支持や共感の声が寄せられるようになった。
NYから新たにクールなものが発信されれば、世界中がインスピレーションを受ける。アルコールフリーにおける大きなイノベーションが生まれるはず──。当時はまだ存在しなかったアルコールフリー・バーで描いた青写真は、彼女にとっては新しい価値を創造する挑戦となった。
「リスンバーが反アルコールを唱えなかったことも大きかったと思います。私たちは決してお酒を飲む人を批判することも、飲酒をやめさせようとすることもしません」
「私たちはソバーでも、酔っていても、どっちでもいいんです。他人の行動にネガティブなジャッジをするよりも、ポジティブな種を蒔くことの方が重要です。批判されていると感じたら、誰も心を開いてくれないですよね」
しらふでも、お酒を飲んだ後でも、二日酔いでも、どんな人でも歓迎するリスンバー。
お酒を飲まないことによって、もっと快適に、もっと自分に自信を持ってふるまえる。街や社会でそんな体験を積み重ねていくことは、誰にとっても有益なはずだと彼女は自身の経験から確信している。
「私自身、『飲まない』ことが上手くなればなるほど、ますますそれを選ぶようになりました。『お酒を飲まない』という筋肉があるとしたら、その筋肉が鍛えられているほど、飲むか・飲まないかを自分の意志で決めることができると思うんです。その人が自分の選択に満足している限り、私は尊重します」
「アルコールフリーにおいて重要なのは、さまざまなスペクトラム(意見・現象・症状などが、あいまいな境界をもちながら連続していること)があるということ。リスンバーには、完全にソバーな人もいれば、ちょっと休憩しているだけの人もいる。定期的にお酒を飲んでいるけど、同じ夜にスイッチを切り替えたい人もいる。世の中にもそういう色々な選択肢があるべきだと思います」
「お酒がなくても楽しめる」を証明するために
リスンバーの名前の由来は、「音楽と会話を提供するバー」というコンセプトからきている。
良いバーには、洗練されたドリンクのメニューと、素晴らしい音楽が欠かせない。そんなローレライさんの信条から、リスンバーでは、カウンターに立つバーテンダーは常にミュージシャンなのだという。ミュージシャンは、バーテンダーと兼業で活動するケースが多いことから着想した。
「ドリンク×音楽」の狙いが的中し、レジェンド的存在のダイブバー(地下にあるような老舗の大衆酒場の呼称)からおしゃれなクラブ、ルーフトップ・ラウンジまで、最高の夜を過ごすのにぴったりの空間を持つお店からコラボレーレーションのオファーが次々と舞い込んだ。
「バーの本質は、そこでの体験にあります。人々が実際に求めているのは、会話を楽しんだり、クールな人に出会ったり、素敵な音楽を聴いたりすることであって、ドリンクはその口実に過ぎません。そういう視点から、素晴らしいバーとは何かを常に考え、実現しようとすることが大切です。そこに必要なのは、アルコールではなく美味しいドリンクなんです」
「お酒がなくちゃ楽しめないなんていうのは間違ってる! ということを、リスンバーで証明するつもりでした」。そう意気込んで開催したリスンバーの初日を、ローレライさんは振り返る。
その日は、仮装したゲストがカラオケを歌うハロウィーン・パーティーだった。
「参加者の反応はとても素晴らしいものばかりでした。 最初は『しらふでなんて歌えない』『酔わないと無理』なんて言ってた人が、5分後にはマイクを持ってステージに上がっていました。この会場のエネルギーを目の当たりにして、これはいいアイデアであり、正しいタイミングなのだと確信できましたね」
「なぜ人はいつも『飲みすぎた』と後悔するのか? それは自分の選択なのに、後悔するとわかっていながらなぜ飲んでしまうのか……?」
そんな風に、ローレライさんはSNSでソバーキュリアスに関する素朴な疑問ややりたいことを発信。次第に取材のオファーが増え、記事執筆の依頼なども来るようになった。フォロワーからは、「リスンバーはいつオープンするの?」と開催を心待ちにするメッセージもたくさん届いた。
もちろんすべてが順調なわけではなく、当初は批判的な声もあった。アルコールフリーのバーという発想自体が受け入れられず、一部のカルチャー系メディアで、「お酒のないバーだって? 次は何だ? 食べ物のないレストランか?」などと茶化すような記事を書かれたこともあった。
しかし、クールなアイデアだと興味を持ってくれる人は着実に増え、リスンバーへの注目度はさらに高まっていった。
ヘルスケア、運動……お酒を飲まないライフスタイルが広まる背景
年齢、性別、人種など、リスンバーにはさまざまな属性の人が訪れる。
その中で「断酒している」参加者は3分の1であり、残りの3分の2は普段お酒を飲む人たちだという。毎日お酒を飲む場所に事欠かないニューヨークで、一晩だけアルコールを休んで、いつもと違うことをする機会としてリスンバーは重宝されているのだ。
参加者の6割超が女性であることも特徴的だ。この傾向は、健康に対する意識の違いによるものが大きいと彼女は指摘する。健康への意識が高い女性は、ヘルスケア関連の情報にも敏感だ。
「自分の身体に取り入れるものやウェルネスな習慣に関心が高い女性は、飲み物も気にしますよね。ヨガをして、オーガニックジュースを飲んで、瞑想をしていると、週末の半分を二日酔いで過ごすのはナンセンスだと感じるようになります」
最近では、ソバーを快適に感じる男性も増えてきているが、その多くの場合、運動するライフスタイルに起因しているという。
急成長しているUS発のアルコールフリー・ビールブランド「アスレティック・ブルーイング(Athletic Brewing)」の影響も大きい。
アスレティック・ブルーイングは、アルコールフリーのビールに特化した世界最大のクラフトビールの醸造所で、毎日フィットネスを欠かさない創業者のライフスタイルから生まれたラインナップを展開している。
「アスレティック・ブルーイングが人気な理由のひとつは、最高レベルのパフォーマンスにするために、アクティブに過ごし、楽しいことをしながらビールを飲むというアプローチに焦点を当てているから。友達と一緒にランニングをした後に、美味しいアルコールフリーのビールを楽しむというアイデアが、実際にニーズを持つ人々にうまく響いているんですね」
同社は、トライアスロンのレース「アイアンマン」をはじめ名だたるスポーツレースのスポンサーとなり、アスリートを意識したマーケティングを展開することで、運動後のリフレッシュに欠かせない、スタイリッシュなオフタイム飲料として認知されているという。
「アルコールフリー・バー」に人々が求めるもの
なぜ人々は、街中にあるバーではなく、リスンバーに足を運ぶのか。
さまざまな声が寄せられる中で、共通する理由のひとつとして、「彼らがコミュニティを求めていることが大きい」と彼女は指摘する。
“飲み友達”という言葉があるが、昨今ではアルコールを介さない新たな人間関係が求められている。お酒を飲むのが当たり前とされてきた社会において、ソバーキュリアスな人たちは自分が変わり者だと感じる傾向がある。そういう人たちにとって、リスンバーは同じような価値観を持つ人と知り合える場所としても大事な場所なのだ。
「お酒を飲まなくても楽しみたい。みんながそんな願望を共有できる空間があることで、人々はとても開放的な気分になれるんです」
「この事実によって、ソバーであることが問題なのではなく、ソバーな人を取り巻くこれまでの環境が異常だったことに気づきました。常にお酒がデフォルトで存在する文化しかなく、それに囲まれていたから、お酒を飲まない人が疎外感を感じさせられていたのだとわかったんです」
蓋を開けてみれば、お酒を飲まない夜に、記憶に残る最高の体験を望む人は多かった。
一般的なバーでただソーダを飲むのではなく、ソバーでありながら、才能豊かなバーテンダーや出会った人たちと一緒に、メニューの裏に隠れたストーリーや幾重もの工夫が凝らされたドリンクを味わうことはできるのだ。
お酒を飲まないことで「自信が持てるようになる」という変化も、多くの人が実感しているという。
アルコールは、英語では「Liquid courage(液体状の勇気)」という言葉もあるように、飲めば不安が消えて、大胆になれるものとしても知られている。
「私が30代になって、20代の時よりもアルコールを飲む量が減った理由のひとつは、当時よりも自信がついたからです。自分に自信が持てず、不安になってお酒を飲んでしまうことも多かったけど、お酒は本当の自信をもたらしてくれるものではありません。飲んだ翌日にもっと不安を感じることもありました。お酒を飲まずに外に出るという経験を重ねることで、自分に自信が持てて、自己表現が上手になっていきます」
リスンバーでは、その場にいる多くの人が同じプロセスを経験している。ソバーキュリアスを理解し、応援し合える仲間がいる場所は、一人ひとりの安心感にもつながるのだろう。
お酒を飲まずに人と過ごす時には、他人により優しく接することができる傾向もあるという。
「酔っ払うと声が大きくなるなど、周囲の人に対する配慮が欠けてしまうこともありますが、アルコールフリーで楽しんでいる環境では、みんなが互いに優しく、より気配りができます。ポジティブな交流がしやすくなるので、言い争いなども少なくなり、より快適で穏やかな体験をすることができます」
女性たちがリードするアルコールフリー運動
女性起業家がアルコールフリーのバーを始めることには、「ある種の必然性があった」と彼女は断言する。
男性もさまざまな貢献をしてきた一方で、アルコールフリーのムーブメントには、たくさんの力強い女性たちが先頭に立ってきた。『飲まない生き方 ソバーキュリアス』の著者、ルビー・ウォーリントンもそのひとりであり、アルコールフリーのブランドも数多くの女性がリードしてきた。
「ソバーキュリアスのムーブメントは、女性の声から始まった。この事実はとても大きいと思います。アルコール業界は男性優位で、バーテンダー、バーのオーナー、アルコールブランドのプロデューサーなど、どのレベルにおいても女性は圧倒的に少数派でした。そこでは女性たちは居場所をつくるために戦わなければいけなかったんです」
「でも、アルコールフリーの世界では、女性がムーブメントの中心的な存在として位置付けられています。それは本当にエキサイティングなことです」
「女性の声を前面に出して、みんなのために何かをゼロから作り上げることは本当に素晴らしい。今では女性たちは、バーテンダーやブランドのオーナーとして、そしてゲストとしても、インクルーシブな環境にいると感じられるようになりました」
「お酒を飲む量も、ジェンダーの表現方法も、すべてのアイデンティティの一部をスペクトラムとして捉えるようになっていることが、最も素晴らしい変化」とローレライさんは満足そうに微笑む。
「お酒を飲む人か、飲まない人かという2択ではなく、同じ人であっても飲む時と飲まない時があり、その間により多くの選択肢が存在します」
誰でも、いつでも、どんな気分でも受け入れてくれる場所。そして、お酒を飲まなくても居心地の良い空間と嗜好の体験を提供する場所であり続けることを目指して──。
彼女は進化し続けるアルコールフリーの青写真を描きながら、最高のリスンバーを探究し続けている。
》後編:NY初のアルコールフリー・バー「Listen Bar」創業者が、“飲まない”文化と選択肢を広めるためにやったこと:ソバーキュリアスの最前線
撮影協力:Donna
バックパッカーや海外ボランティアで世界の僻地を巡った後、PRを担当した東南アジアの魅力にハマる。ハフポスト日本版ではエディターとして、BuzzFeed Japanほか動画メディアではディレクター/プロデューサーとしてコンテンツを制作。ソーシャルグッドなテーマを中心に、さまざまなメディアで記事の執筆・編集、動画制作などを手がける。
『DIG THE TEA』メディアディレクター。編集者、ことばで未来をつくるひと。元ハフポスト日本版副編集長。本づくりから、海外ニュースメディアの記者まで。企業やプロジェクトのコミュニケーション支援も。岐阜生まれ、猫好き。
NY在住の写真家。1986年、東京都生まれ。10歳からカメラを持ち始め、14歳で暗室を作り制作を始める。大学では写真学科にて古典技法・特殊技術を研究し、2009年よりフリーランスフォトグラファーとして独立。NYのブルックリン、東京の吉祥寺・築地でスタジオを運営しながら、コマーシャル、ポートレートを中心に、ファッションやアート等さまざまな作品を制作している。